重点項目

重点目標

「当たり前のことを、当たり前に守る♪」 ひとり一人が責任者に♪

  • 整理整頓と掃除、凡時徹底する。(自ら進んで現場、休憩所を綺麗にする)
  • 不安全行動を絶対にしない!させない!見逃さない。(皆で声を掛け合い注意する)
  • 安全帯の使用を徹底する。(命綱は着用するだけでなく絶対に使用する)

安全朝礼

  • 朝礼には必ず全員参加する事

    朝礼30分前には全員が現場に集合、遅れてしまう場合は、必ず連絡する事。朝礼広場、ラジオ体操ではきちんと一列に整列する。
    職長は土間屋にも声をかける事。

  • 危険予知(KY)活動には必ず全員参加する事

    作業内容の危険性についてよく話し合い、安全が確認できた場合のみ作業する事。職長(代理人)は、作業に見合った内容のKY日報を
    詳細に記入する事。また氏名の記入については、一人ひとりが直筆でサインする事。職長は土間屋の内容も確認する事。

  • 作業員の健康管理、体調管理は、職長(代理人)の仕事である

    各自が責任をもって体調管理に努める事。また熱中症は死に至る場合もあると認識し、絶対に無理をしない事、また、させない事。
    体調不良の場合、すぐ職長、監査員、会社へ報告する事。
    職長の正しいすばやい判断で、事故を未然に防ぐ事。 職長(代理人)=社長の代理人

安全保護具

現場内は必ず保護具を着用。保護具の点検は職長(代理人)の仕事である。

  • 安全帯(リール式)を着用し、足場上では必ず使用すること

    (ロープ式は不可)安全帯は着用するだけじゃなく使用する、安全帯は命綱。

  • ヘルメットは、顎紐をしっかり締めてかぶる事。

    (顎指に指が入るのはNG)ダメ直し等の軽作業でも徹底してかぶる。

  • 安全靴を履くこと

    安全靴、安全足袋は指先から甲にかけて鉄板が入っている物を使う事。

    サンダー掛け作業の場合は、必ず保護具の着用を徹底する事

    防塵マスク、保護メガネ、皮手袋。

安全作業・設備

  • 不安全な行動は絶対にしない事

    上下作業・危険な場所、立入禁止区域への立入り・近道行為、内外部横断・足場のよじ登り・手摺天端や伸び馬等からの飛び降り・
    身勝手作業など・・・厳守する事。

  • 安全帯は必ず使用する事

    高さ1.5m以上で作業する場合や外部足場作業の場合は、絶対使用。

  • 作業前に足場を必ず点検する事

    作業前に、足場点検表を使って、作業範囲の足場をしっかり点検する。原則、使用する者(職長・代理人)が点検を行う。

  • 足場等の安全設備は原則として絶対に外さない事

    ブレス、落下養成ネット等に不備があった場合、絶対に足場にのらない。やむをえず安全設備を外す場合は必ず監査員の許可を
    得て外し、作業後は速やかに復旧する。不備があった場合や復旧できない場合は立入禁止とし、速やかに監査員に報告する事。

  • 60歳以上又は18歳未満の作業員に対しては、年齢に応じた適正配置を行う事

  • サンダーカップ掛け作業に関しては十分に注意して作業する事

    作業場の事前確認(釘など突起物の有無)適正カバー(φ専用カバー)・試運転・照明・換気などを絶対に確認する事。ペーパーを
    取替える場合必ず有資格者(研削砥石取り替え)が行う事。近隣対策など、必要に応じて集塵機を使用する事。

  • 材料置場について

    材料置場は、降雨、直射日光の当たらない所を選定し整理整頓清掃の徹底をする事。セメント、補修材等は床に直置きしない。
    また10袋以上積み重ねない事。定規類なども常に整理整頓に努める事。

  • 各フロアーでの練り場は、通路を確保し養生をしっかりと行い、常に整理整頓清掃に努める事

  • 作業後は、整理整頓清掃を必ず実施する事

    「あとで片付ければ」などど言わず、速やかに実行せよ。「汚い水の中では良い魚は育たない」と同様に「汚い現場からは決してよい仕事は生まれない」整理整頓清掃が行き届いている現場は、安全衛生管理にも品質にも「大きな問題はない」と見て下さる。

    <整理>
    いる物と、いらない物を区別し、いらない物を捨てる事。いらない物か判断できないときは、会社へ連絡して確認する事。
    <整頓>
    必要な物を、いつでも取り出せるように、品種や寸法ごとに置き場所と置き方決めて表示したり、使った物を元の位置に戻す事。必要な物を、誰でもわかるようにしておく事。
    <清掃>
    常にゴミや残材をきれいに掃除する事。

    <整理整頓清掃がよくなれば>

    • 危険な箇所が良くわかるので、注意力が高まり安全性が向上する。
    • 安全に気持ちよく作業が出来る。作業がしやすくなって能率が上がる。
    • 不必要なものが無くなって作業の段取りも円滑になり生産性が向上する。
    • モノを探す時間が減り、必要なものがすぐ取りだせて生産性が向上する。
    • 労働時間の質が高まるため、生産性が向上し収益が改善される。
  • 電工ドラム、延長コード、電動工具には必ず行き先表示を付ける事

    別紙使用基準厳守

  • 電動工具・機械工具は、始業前点検を必ず実行する事

    サンダー・マゼラー・ミキサー・モンタルポンプ等に不具合(異常音など)があった場合、絶対に電源を切ってから対処し、使用しない事。また回転中のミキサーには、安全カバー(ふた)をして、ケレン棒などは絶対に差さない事。
    原則としてモルタルミキサーは洗う場合以外、常に安全カバーを取付けて置くこと。

  • アルミ伸び馬での作業に関しては使用前に必ず点検する事

    開閉時に指に挟まれ・脚のロックの不完全固定等に注意して使用する事。また汚さないよう天端や脚にも養生してから使用する事。

  • 脚立作業に関しては適正に使用する事

    足元の確認・天端作業の禁止・三点支持組立て。ゴムハンド結束・二枚敷き足場などを確認する事。丁度いい高さだからといって箱などに乗って作業しない事。

  • 地下ピット内には一人で入らない事

    酸素濃度を事前に監査員に調査して頂き、通風の処置をして頂く事。また作業する場合は必ず二人以上で入る事。体調不良があった
    場合は作業を中止する事。原則として、酸素欠乏危険作業(特別教育)有資格者がいない場合は作業をしない事。

  • 作業終了時間の目安は17時30分です

    「労働費確保に関して最も重要な事となります」全員で洗い物や片付けや残工事を手伝い、全員そろって18時00分以降に現場を出る
    事。元請より、左官工だけが、いつも早く帰っているとの指摘が多くありますので、必ず作業時間は守って下さい。

  • その他、現場で定めた規則やルール、マナーを守り、安全衛生活動などには、積極的に参加し、他の模範となるように努力する事

    職長不在時には、必ず職長の代理を立て、元請に報告する事。

品質

  • 工期に間に合わなくとも、たとえ予算で収まらなくとも、品質(良い仕事)を安全の次に守っていく事

  • サッシュ埋めについては、絶対に巣穴の無いように、必ず両面から詰め、モルタルで刷毛引きする事

    鉄筋の裏側や靴摺り下端に充分に充填する事。ガラス面やサッシュの溝の汚れも綺麗に清掃する事。

  • 外壁のタイル下地は必ず定木刷り補修をする事

    躯体精度の不具合があった場合、監査員と相談し適正な範囲内でモルタル不陸調整を行う事。また不陸が少なく躯体が良い目違い補修の場合でも、定規を使い躯体精度を確認する事。特に画壁妻壁の通る壁は注意!西日や横から光が差した場合の事も考慮して定木刷りを行う。(精度については会社と監査員と要打合)

  • タイル割付調整の寸法出しは自分勝手な判断で行わない事

    監査員と要打合

  • 外壁妻壁等の雨掛り部は、原則として捨てシーリング目地をもうける事

    形状は監査員と要打合

  • 吹付下地に関しては、必ず事前に吹付サンプルを確認する事

    打放面シゴキ補修は、コテ波・コテハネ・ピンボール・不陸・面・目地の形状などを確認して絶対に手直しがないよう綺麗に仕上げる事。

  • クロス下地に関しては、内装仕上後のアフタークレームを無くす事

    壁面は切付け部の定規刷り補修の実施、梁型は通りとカネ折りを確認し、躯体不良部はコーナー取り付けやモルトルにて不陸調整。

  • 手摺天端・床モルタル嵩上げに関して

    手摺天端・床モルタル嵩上げに関して、過剰なモルタル嵩上げをしない事。監査員と打合せを行い出来る限り補修程度で済ませるようにする事。(コスト削減でなくアフタークレームの削減として)

  • コンクリート金ゴテ押えで、天端や土間が乾いてしまった場合、必ず、土間屋の押え作業を手伝う事

  • 床補修に関しては、補修前と補修後に水撒き検査、大雨の後の水溜りチェックを必ず行うこと

    排水ドレンの距離が長く勾配が取れない場合やエレベータ前などで勾配がゆるすぎる場合などは、監査員とよく打合せをする事。
    水溜りゼロになれば、左官工のクレームは一気に0に近づく!

  • 素地仕上は、化粧Pコンで埋めるなど、見栄え良く綺麗に仕上げる事

    (PS・MB・倉庫・駐車場・・・)またジャンカなどが多い面、普通型枠で汚い面については全面補修をする事。(監査員と要打合)

  • ジャンカ及びピンポールの処理について

    ジャンカ及びピンポールの処理は目視して、3ミリ以上の物はたたいて穴の口を大きくし適性な材料で埋める事。
    またジャンカ補修の際は、テープ分けするなど見栄えまで考えて綺麗に補修する事。

  • 外壁タイル剥離(浮き)に対する事故対策

    • 左官工事施工前のチェック
      ◇乾燥養生期間を厳守する事。(コンクリート打設日を確認する)
      (打設後2〜4週間、躯体の表面が完全に白く乾燥するまでPコンも埋めない)
      ◇高強度コンクリートか確認。強固なカップ掛け等、施工方法や材料選定を確認する事。
    • 躯体表面をカップでキズつける ※元請、現場により超高圧洗浄
      ◇サンダーの代わりにダイヤモンドカップを使用し躯体表面を全体的にキズつける事。
      ◇表面の脆弱部、硬化不良部、大きなはらみ等の斫り箇所については、監査員とよく協議して超高圧洗浄前に処理してもらう事。
    • 水洗いをしっかり行う(ハイウィッシャー)※元請、現場により超高圧洗浄
      ◇責任を持って汚れを完全に洗い出す事。(階下の作業員や内部の仕上材養生など周囲に注意する)
    • 適正な材料選定(JASS規格CM-2認証品一材型以外は使用禁止)
      ◇CM-2一材型 ポリマーミックス#30.#300/NPハイパー.?.?/ロイヤルミックス#30.#200.#300——
      ◇CM-2一材型は水だけで練り、混和材は一切混ぜない事。(規定水量厳守)
      ◇材料の練り戻しは行わないこと。また、混練後1時間以内に使用する事。
    • Pコンをしっかり詰める
      ◇超高圧洗浄後orカップ掛けの後、コテ圧をしっかり加えながら奥まで硬い材料で詰める事。
    • 塗り付ける部分のみプライマー塗布(吸水調整材・シーラー)
      ◇プライマーの希釈について、職長が責任を持って作る事。
      ◇躯体塗布用。材料混入用ともに、プライマーは5倍液で作る事。(プライマー1:4 水)
      (天タルに作る場合 → プライマー9L(缶の半分)+水を36L(缶で2杯)=45L)
      ◇全体的一面に目違い処理する場合や全面モルタルの場合は、全面に5倍液プライマーを塗布する事。
    • 躯体不陸調整(モルタル付送り)
      ◇プライマー塗布後、ホコリが再付着しないよう24時間以内に左官補修する事。
      ◇コテ圧をしっかりと加えて塗る事。どのような左官材料も「ジャリッ」「ガリッ」っと、1度コスリ付けるように、コテ圧をしっかり加えながら塗り付ける事。(天端や床にもしっかりコテ圧。水掛け押さえ、押え過ぎ、いじくり過ぎは禁止)
      ◇CM-2 規格塗り厚を厳守する事。(1回の塗り厚は5mm以下とする事。ドカ付け禁止)
      ◇タイル割付調整(モルタル付送り)の寸法出しは、自分勝手な判断で行わない事。
      ◇躯体精度の不具合があった場合、監査員と協議し適正な範囲内でモルタル不陸調整を行う事。
    • 打放補修(目違い処理)
      ◇2mm程度の小さい目違い、スリつけ補修は行わない事。(#20使用禁止)
      ◇カワスキ、コテ先で削ってみてドライアウトの有無は確認する事。(自主検査徹底)
      ※ドライアウトした場合は一週間以内に散水養生を行う。(タップリ水を与える)
      ◇目違い補修の場合でも、アルミ定規を使い躯体精度確認する事。特に外壁妻壁等の通る壁は注意!
      西日や横から光が指した場合の事も考慮して定木刷りを行う事。
    • 乾燥期間、後工程の確認
      ◇通風や雨掛り、直射日光を避け、必要に応じてシート養生をする事。
      ◇左官補修完了後、タイル貼りまで4日〜10日の乾燥期間があるのか確認する事。

環境

  • 指定場所以外での、喫煙や休憩は絶対にしない事

    詰め所の清掃、整理整頓も進んで行う事。

  • 生活ゴミは、絶対に現場のコンテナに捨てない事

    弁当容器、生ゴミや空き缶、ペットボトル、雑誌等は、コンビニのゴミ箱へ返却、または家に持ち帰る事。

  • 作業で出た残材は(ゴミ)は、指定された場所へ分別して、職長や監査員の前でコンテナに廃棄する事

    セメント袋などの袋物は綺麗にたたんで見栄え良く、定規類は束ねて、モルタルガラ、軍手は、まとめて廃棄する事。絶対に空気まで捨てない事。コンテナの中に、セメント袋、面木や定規の切れ端し、軍手などが、バラバラに捨ててありますと、産廃処理費を多く差し引かれる原因となります。

  • モルタル・補修材の残材は、ゴミとして廃棄しないで、付送りの材料などに活用するよう心掛ける事

  • モルタルの洗い水は垂れ流し禁止

    勝手に道路の排水溝に流したり、外周部の根廻りに流したりは、叱られるだけでなく不法投棄で罰せられます。
    処理方法として率先して沈殿槽を造る事。土壌汚染にならないよう社会的常識として取り組んで下さい。

  • 通勤は出来る限り電車通勤とする事

    車で通勤の場合、乗り合いにする事。駐車スペースの確保。

  • 迷惑駐車は絶対にしない事

    停車後すぐにエンジンを切る事。アイドリングストップ運動に協力。

  • 安全運転の徹底

    運転者は運転にあたって常に交通法令を守り、安全運転に心掛ける事。飲酒運転、アイドリングストップ運動・ゆずり合い運転の推進・たばこポイ捨ての禁止・違法駐車の禁止・運転中の携帯電話使用の禁止・シートベルトの徹底など・・・
    また、運転者は、運行前に積荷(ミキサー定木等)の状態を調べ転落、飛散しないように充分点検する事。
    運行中にも積荷が安定しているか注意し不安定な場合はロープで固定し直すなどして、必要な措置をとること。
    ※落下物により、第3者に被害を与えた場合は積荷を落とした運転者の責任になります。